高知公演に引き続き、10月29日に開催されました東京新聞主催、
名流祭、浅草公会堂の様子を掲載させて頂きます。
今回宗山流からは三曲上演させて頂きました。
まず胡蝶は [はぐれコキリコ]から…
これは、洗い髪 という形です。洗い髪にも色々な結い方があります。
今回は、鬢を取らずにあえてざっくりと仕上げて頂きました。
[雪の山中]の時などは、鬢をとった形の洗い髪です。
そして、前週の高知の弁天座に引き続き、要、扇の [牡丹獅子] です。
黒の出の裾引きはオーソドックスですが、
やはり芸者らしくて良いですね。
特に肌ねぎをすると、黒の裾引きに、緋縮緬の襦袢が映えますね。
江戸の色合いです。
終演後の二人の安堵の表情です。
特に名流祭は、舞踊会の様々なお客様が幅広くお見えですので
独特の緊張感が漂います。
そして後半戦では、[道成寺桜絵巻]
胡蝶の道成寺に引き続き
華やかに[花桜]を幕切れに付けさせて頂きました。
要、扇、蝶、遊、倭、惠 の元禄艶姿チームの出演です。
胡蝶は二十年以上この名流祭に出演させて頂いています。
今は亡き大先輩との舞台等、本当に沢山の思い出があります。
そして勿論、この日も浅草公会堂は雨で御座いました。
そして翌月の11月8日には、大井町きゅりあんにて
恒例の [園の会] に今年も出演、裏方のお手伝いなどさせて頂きました。
特別演目 [胡蝶舞づくし] は風の盆恋唄から
扇さんは [演歌桜] を披露致しました。
後半では胡蝶が縞の衣裳に着替えて[涙の酒]を初演させて頂きました。
こちらの会も、胡蝶がお手伝いさせて頂くようになってから…
15年以上が経ちましたよ。
月日の流れを感じますね。
毎日寒い日が続いております。
インフルエンザも大流行しておりますので
くれぐれも皆様体調管理にはご留意下さいませ。
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